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バロンボーイ2012

2013.01.31.Thu

    寒い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
    2011年末からお仕事を何やかんやと頂き、早一年。
    2012年はライターとして、まだまだだなと思う反面、色んな方と出会えた事は財産だと思っております。
    “あの記事良かったね”とか、“誤字あったね”とか。
    監督、選手との出会いはもちろんですが、そんな読み手の声もありがたかったり。
    原稿の為の取材にしたいと昨年からblogの更新を控えており、今年も更新はほとんどしませんが、
    週末、どこかのグラウンドで皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。

    さてさて、今年もバロンボーイの季節です。この一年、ユース年代で活躍した選手を表彰するイベントで、
    元はえるごらの編集長がひしゃくさんという芸名やった頃から続く伝統あるイベントです。
    厳正なる入札の結果、我がblogが権利を獲得。ユースアウォーズから僕のあだ名である
    バロン(男爵)にかけて、バロンボーイとして開催しております。
    今年の投票は昨年の10名から17名へと大幅に増加。選びがいのある賞になりつつあります。
    ユースヤクザが選んだ選手は誰だ?まずはベストイレブンから発表していきます。

    GK中村航輔(柏U-18) 3票

    3票
    永井堅梧(三菱養和SC)3

    2票
    阿波加俊太(札幌U-18)
    伊藤俊祐(柏U-18)
    該当者なし

    1票
    渋谷飛翔(関東第一高)
    田口潤人(横浜FMユース)
    宇野智紀(新潟ユース)
    置田竣也(星稜高)
    永井建成(京都橘高)

    いきなり票が割れてしまった… 本来なら、中村と永井が3票でダブル受賞といきたい所ではあるが、GKというポジションは1つのみ。甲乙つけがたかったが、2票あった該当者なしというのは中村を指してのものだったため、
    特別に彼を選出した。クラ選前の練習で右腕を骨折し、全治まで約3カ月の重傷を負い、U-19代表をはじめ各大会も出れず。それでも前期に見せたパフォーマンスは圧巻だった。90分絶え間ないコーチング、GKとは思えぬ足元の技術。これほどまでに見ていて楽しいGKというのも珍しい。プロの世界での活躍に期待したい。

    DF植田直通(大津高)4票

    3票
    小野能寛(札幌U-18)
    内山裕貴(札幌U-18)
    安在和樹(東京Vユース)
    岩壁裕也(横浜FMユース)
    剣聖矢(横浜FCユース)

    2票
    室屋成(青森山田高)
    山田将之(青森山田高)
    畠中槙ノ輔(東京Vユース)
    宮坂瑠(三浦学苑高)
    岩波拓也(神戸U-18)

    1票
    菊地佑太(仙台ユース)
    樋口慎太郎(前橋育英高)
    新井純平(浦和ユース)
    鳥海晃司(千葉U-18)
    堤勇人(柏U-18)
    飯泉涼矢(三菱養和SC)
    浅野友亮(F東京U-18)
    吉田一彦(F東京U-18)
    吉野恭平(東京Vユース)
    安西幸輝(東京Vユース)
    冨澤右京(桐蔭学園高)
    大田隼輔(桐光学園高)
    諸石健太(桐光学園高)
    高野遼(横浜FMユース)
    山崎勇一郎(藤枝明誠高)
    ハーフナー・ニッキ(名古屋U-18)
    大園伸明(野洲高)
    福田浩規(G大阪ユース)
    本屋敷衛(G大阪ユース)
    浅野間勝仁(広島ユース)

    ベスト11の選考を悩ましたのがDF部門。どの選手も票が伸び悩んだ。
    2バックで投票した人がいたように、今年、グンを抜く活躍を見せた選手が少ないというのが理由の一つ。
    もう一つは“人に強い”“足元がうまい”など、好みが分かれたのが理由だろうか。
    札幌の小野、横浜FCの剣など代表とは縁が無い選手に注目が集まったのも特徴かもしれない。
    DFは時間がかかるポジション。各選手、プロや大学など進む道は別れるものの、更なる成長に期待したい。
    ベスト11に選出された植田は各代表でも見せた恵まれた身体能力が評価されるが、
    加えて、溢れんばかりの“闘争心”も魅力の一つ。足元が難があるかと思っていたが、
    プレミア参入戦では、豪快なロングフィードを何度も披露。
    U-17代表でチームメイトだった岩波に負けたくないという思いから、懸命に磨いたものだろう。
    プロの世界で大事な向上心を備えた大器であるだけに、一年目から楽しみである。

    MF秋野央樹(柏U-18) 10票
    中島翔哉(東京Vユース) 8票
    平田惇(広島ユース) 8票
    松村亮(神戸U-18) 7票
    堀米悠斗(札幌U-18) 6票
    小塚和季(帝京長岡高) 6票
    喜田拓也(横浜FMユース) 5票


    4票
    中川寛斗(柏U-18)
    二瓶翼(F東京U-18)
    野津田岳人(広島ユース)

    3票
    石毛秀樹(清水ユース)

    2票
    中原彰吾(札幌U-18)
    三橋秀平(前橋育英高)
    杉本太郎(帝京可児高)

    1票
    深井一希(札幌U-18)
    堀江京介(羽黒高)
    上田慧亮(前橋育英高)
    中村駿介(浦和ユース)
    関根貴大(浦和ユース)
    大山啓輔(大宮ユース)
    高田俊(千葉U-18)
    平久将土(柏U-18)
    平野佑一(國學院久我山高)
    川上翔平(F東京U-18)
    前田直輝(東京Vユース)
    山口陽一郎(東京Vユース)
    三好康児(川崎U-18)
    秋山大地(C大阪U-18)
    前田凌佑(神戸U-18)
    平岡翼(作陽高)
    児玉卓也(熊本大津高)

    DF部門の票が回ってきたと思われるのがMF部門。各選手、票を伸ばし7名が受賞となった。
    最多は秋野。徹底したポゼッションサッカーを展開する柏の心臓部であるアンカーを担ったMF。
    類稀なる戦術眼とポジショニングの良さを生かした守備力。トップで柏のアカデミーが輩出した
    偉大なる先輩・明神智和の“17”を任せられる辺りにも彼への評価の高さがうかがえる。
    彼に続いたのがトップデビュー済みで、Jリーグ史上最年少のハットトリックも達成した中島翔哉。
    166cmという小柄ながらも、抜群のボールコントロールとスピードを活かしたドリブルからのパスが魅力。
    そして、平田。残念ながら、トップ昇格は果たせなかったがプレミア2連覇を果たした広島ユースの大黒柱。
    フィジカルの強さと粘り強さを活かした守備が光る選手だが、機を見て前線へ飛び出しゴールも上げる。
    “J2でもすぐにやれる”そんな声もある存在だけに、大学での活躍に期待したい。
    松村も中島と同じくプロデビュー済み。しかも、デビュー戦でゴールまで決めている。
    中島と似たタイプだが、彼の場合、ギリギリまで持って、相手を寄せてのスルーパスもおもしろい。
    プレミアWESTでも“あいつは俺の事は何でもわかってくれる”という内田祐介とのコンビでゴールを量産。
    堀米はパワフルかつ正確な左足でのショットを備えたMF。
    高いテクニックもさることながら、公式でも評されるように逆境にも負けないメンタルの強さと高いキャプテンシーを備える。プロ1年目から副キャプテンを任されており、1年目から主軸を担いそうだ。
    雪国、新潟は長岡が生んだトリックスター小塚は少ない高体連からの選出。
    フットサル仕込みの優れた足技で相手を交わし、絶妙なタイミングでパスを配給。
    総体の2回戦、青森山田戦では負けこそしたが、彼の存在は別格。
    思わず、何度も“小塚、エロい”と興奮してしまった(笑)
    タイトルこそ獲れなかったが、夏は準優勝、冬はベスト4と今年、横浜FMは上出来ともいえる1年を過ごした。
    その中心となったのが、ボランチの喜田。サポが“喜田監督”と呼ぶのも納得の存在感。
    常人離れしたバネと位置取りの上手さで相手の攻撃を何度も際で潰す潰す。
    ちょっと他にはいないタイプの選手だけにプロでも需要は高いはず。

    FW木下康介(横浜FCユース) 6票
    南野拓実(C大阪U-18) 6票


    FW部門では2人選出。まずは木下。昨年もクラ選で見ているはずだが、フィジカルの強さとか目を惹いたものの、
    僕は特に覚えてない。ただ、今年に入って、彼を推す声が周囲から良く聞かれた。
    ハイライトはクラ選だろうか。関東クラブユース選手権の9位決定戦、千葉相手に一人で4ゴール。
    チームを全国の舞台へと導き、本戦でも7得点を挙げて、得点王に。
    ベスト8で惜しくも敗れ去ったのはある関係者が“サッカーやのに、ラグビーをやった奴が一人いまして…”
    と漏らした彼の出場停止が痛かったのは間違いない。卒業後はドイツ・フライブルクU-19。
    育成には定評あるチームで早速、ゴールを決めている。
    南野はこの1年本当に凄かった。覚醒したというよりは、本来のストライカーの姿に戻ったのだろう。
    これまでは大熊裕司監督の下、中盤にチャレンジしたり、守備意識やチームへの献身性を育んだが、
    今年はチーム全体がボールを保持できるようになり、よりFWの仕事に専念できるようになった。
    特に後半戦以降の存在感は圧倒的。トラップや受ける動きで相手をさらりと交わし、ゴール前に進出。
    落ち着いたフィニッシュワークで何度も貴重なゴールをたたき出した。

    3票
    大谷真史(広島ユース)

    2票
    佐藤遵樹(千葉U-18)
    金大生(東京朝鮮高)
    高木大輔(東京Vユース)
    加賀美翔(清水ユース)
    仙頭啓矢(京都橘高)

    1票
    野路貴之(桐光学園高)
    田中智也(横浜FMユース)
    宇佐見康介(横浜FMユース)
    依田隆希(新潟ユース)
    宮市剛(中京大中京高)
    長谷川将(C大阪U-18)
    内田祐介(神戸U-18)
    越智大和(広島ユース)

    バロンボーイ
    南野拓実大谷真史
    松村亮中島翔哉
    堀米悠斗小塚和季
     喜田拓也 
    秋野央樹植田直通
     平田惇 
     中村航輔 

    フォーメーションはこんな感じだろうか?1バックだったので、中盤から守備能力が高い選手をコンバート。
    バランスの悪いメンバー構成ながらも、そこそこ戦えそうな気がしなくもない。

    MVP 秋野央樹(柏U-18)

    1票
    飯泉涼矢(三菱養和SC)
    中島翔哉(東京Vユース)
    木下康介(横浜FCユース)
    小塚和季(帝京長岡高) 
    南野拓実(C大阪U-18)
    平田惇(広島ユース)

    ベスト11投票が伸びた反面、MVPなど各賞への投票が伸び悩む形に。
    6票が綺麗に割れたため、ここはベスト11投票でダントツの票を集めた秋野をMVPに選出。


    新人王
    田口潤人(横浜FMユース)
    北村知也(鵬翔) 2票


    1票
    大嶌駿(横浜FMユース)
    井手口陽介(G大阪ユース)

    この部門も難しかった。票が集まっていない理由にインパクトを残す選手がいなかったというのが理由だろうか。
    新人王を受賞した田口は春先から、横浜FMの不動の守護神として君臨。
    ルーキーらしからぬ落ち着いたセービングで夏と冬の躍進に貢献した。
    選手権で優勝を果たした鵬翔で1年ながらも10番を背負った北村。
    チームで1番という運動量の多さと受け方の上手さが光り、選手権という大舞台で試合ごとに成長。
    決勝後、記者陣に漏らした「(足を)つるかと思いました(笑)」という言葉は個人的な流行語。
    何度も倒れて、何度も足を押さえても、それでも走る姿を見て、つってたと思っていたので、
    「嘘つけ!つってたじゃん!」と心の中でツッコんだのは内緒。まだまだ伸びシロはありそうなので楽しみ。

    ベストコーチ 森山佳郎(広島ユース) 4票

    1票
    四方田修平(札幌U-18)
    富樫剛一(東京Vユース)
    米澤一成(京都橘高)
    松崎博美(鵬翔高)

    10年にも及ぶ広島ユースでの指導を終えた森山監督が票を伸ばし、納得の選出。“気持ちには引力がある”
    という決め台詞に象徴される魂の“ゴリフレッチェ”なしにはJユースの歴史は語れない。

    ベストバウト Jユースカップ準決勝 広島ユース対札幌U-18 3票

    プリンスリーグ関東14節 桐光学園高 対 柏U-18
    関東クラブユース選手権 三菱養和SC 対 横浜FCユース
    プレミアリーグEAST 三菱養和SC 対 東京Vユース
    Jユース杯カップ2回戦 札幌U-18 対 新潟ユース
    関東クラブユース選手権9位決定戦 市原U-18 対 横浜FCユース

    それぞれの思いや住む地域の違いによって分かれがちなベストバウトですが、今回はそのゴリフレッチェと
    森山監督がともに“気持ちのチーム”を作ろうと話していたという札幌U-18の一戦が票を集める形に。
    プレミア制覇からわずか、1週間ながらも戦う気持ちは落ちない広島ユース。
    そして、「今日はいつも以上にみんなの気持ちがこもっていた」(四方田監督)という札幌U-18。
    両者譲らぬまま、試合は延長戦へと突入。95分に下田康太のゴールで札幌U-18が先制するも、
    「広島がこのままで終わるわけがないと思っていた」という四方田監督の読み通り、わずか1分後に川辺駿のゴールで同点に。ここで体力のつきた広島ユースに対し、札幌U-18は最後まで攻め続け、4点を奪取。
    5-1というスコアよりも、最後まで戦う意思を見せた札幌U-18に
    「うまいチームにあそこまで頑張られたら、叶わない」と森山監督が白旗をあげつつも、自
    身が唱え続けた気持ちのサッカーが多チームにも伝播していることに嬉しそうだったのが印象的だった。

    全日本学生選抜 対 ミャンマーA代表

    2012.09.26.Wed

      東南アジアサッカー選手権大会(スズキカップ)に向けて、日本で長期キャンプを行うミャンマーA代表。
      20日に行われたファジアーノ岡山とのTMを皮きりにセレッソ大阪のサテライト、関西学生選抜と連戦を実施。
      最新のFIFAランクでは183位と下位に沈み、スコアも大量失点が続くが、
      セレッソサテとの試合を見た感じでは、好セーブを連発したGK Thiha Si Thu(25)、
      攻守に渡ってハードワークを見せたボランチのMoe Win(25)などおもしろい選手も多かった。
      前日に行われた関西学生選抜との試合も0-2。二十歳過ぎの若手主体、Bチームに近いメンバーだったため、
      内容的には今一つ盛り上がりに欠けた試合だったそうだが、少しずつレベルに順応していっているとか。
      Aチームの選手を揃え、迎えたこの日の全日本戦。
      ミャンマーの戦いぶり以上に、立ち上がったばかりの全日本相手がどこまでできるか期待が高まる。
      全日本学生選抜
      9皆川佑介③ 13河田篤秀②
      7長澤和輝③8天野純③
      15下田北斗③6窪田良③
      4二見宏志③2北爪健吾②
      5車屋紳太郎②12寺岡真弘③
       16圍謙太朗③ 


      立ち上がりから試合のリズムを握ったのは全日本。下田、窪田のダブルボランチにを中心に、パスを左右に広く
      展開。中盤でのボールキープから、左サイド二見のオーバーラップを引き出し、チャンスを作っていく。
      開始早々に皆川が怪我のため、MF上村岬③と交代。1トップに切り替えるというアクシデントもあったが、13分。
      左サイドを攻め上がった二見が詰まった所で、フォローに入った長澤へとバックパス。
      ここから中央の下田とのワンツーで中央へ切り込み、ミドルシュート。これが右隅に決まって全日本が先制する。
      リードこそしたものの、当日に集まりぶっつけ本番となった全日本は今一つピリっとしない。
      ピッチの横を広く使ってボールを回し、縦へのボールを狙うも、回す位置が低く、
      前線から狙うミャンマーDFに奪われ、一気にピンチに持ち込まれる場面が続く。
      後半になってメンバーを入れ替えたものの状況は変わらず。
      連携に不安が残るDFとボランチの間に入りこまれ、相手に決定機を作られる場面が多くみられた。
      攻撃でもFW泉澤仁③があわやというシュートを打つも追加点は奪えず。
      勝ちはしたものの、吉村雅文監督も「1対3の負けゲームですね」と話すものとなった。
      DSCF9414.jpgDSCF9416.jpg河田篤秀窪田良
      以下、コメント
      吉村雅文監督
      Q.今日の試合の感想は?
      「ちょっと残念な結果ですね。当日に関東、九州から集まってという事に加え、全員が揃ったのが初めてのゲーム。何人かはスペインやシンガポールへも行ってたりはすんですけど、学年が違ったりするんで全日本選抜といえどずっとこれで練習していたわけじゃない。初戦みたいなもの。練習の重要性を感じました。優秀な選手と言いながら、かき集めていい試合ができるほどのレベルはまだまだ無い。頑張らんとあかんなと。1対3の負け試合です」

      Q.今回の選考はどういった意図を持ったものでしょうか?
      「昨年度のデンソーカップの後、6月に東日本、西日本の選考会をやって、7月末のシンガポールとスペイン遠征をピックアップしました。その2つのチームの中からもう一度チェックをしたい選手と、前期のリーグや去年に活躍していたけど、連れて行けなかった選手を何人か入れた形です。
      ほかにも何人かいるけど、組み合わせの所をチェックしたいなという思いもあって、今見ておきたいという選手の集まりです」

      Q.1-3の負けと仰いましたが、収穫はありましたか?
      「速いサッカーの時間をやれる時間帯と、じっくりやる所を切り替えてやりたいので、
      前半にもうちょっと2トップで速さを追求したサッカーをしたかったけど、皆川の怪我は仕方ないですね。
      組み合わせの部分をどうしようかなという思いがあって、例えば前半のように車屋と寺岡ならどっちか言うと、
      両方とも左側が好きなイメージがある。本来は車屋が左に出る方が多いんですけど、寺岡が被ってしまっていた。

      ダブルボランチの所でも、下田と(窪田)良だと同じ左足で、まったく縦の関係になれなくって
      横だけの関係で前にボールが動かなかったりってケースいっぱいありましたよね。
      ある部分で攻撃的な奴をダブルボランチに入れておかないと、結局、横を選んで後ろを選んでってなって
      押し込まれるケースが出てしまいますので、その辺の組み合わせですよね。
      そうすると瞬間的にマイボールになった所、ワンボランチみたいな形になって、前の二人に配給できるような、
      ちょっと高い位置をとれる選手を使わないといけないとか、その辺はある程度見えましたね。

      それとやっぱり、例えば河田なんかは2トップで機能するケースが多いと思うんですけど、
      1トップになるとやっぱり前から受けるけど、後ろから受けれない。
      くさびのボールに対してなかなか精度が低いとか、横のボールから流れていくプレーはたくさんできるけど、
      受けれないってなると組み合わせの問題ですよね。
      下手じゃないし、良い所はいっぱいあるんで、その辺の組み合わせを考えていかないと。
      素材としては十分にやっていけると思っているので、
      来年に向けてもうちょっと選手を見ながら、2月にベストのメンバー20人を決めたいと思っています」

      Q.試合では横へのパスが多く前にボールが入る機会が少なかった。
      「どうしてもミスしたくないというのもあるんでしょうけど、もっと前を使わないと。
      トップと前目の中盤の関係をもうちょっとやらないと。縦につけながら幅を使っていくような。
      幅を使ってから縦も悪くはないんですけど、もうちょっと前でやらないと怖いですよね。
      前半、ずいぶん自陣内の所で奪われるケースがあって、
      あれをもう一つ前でやれるようにならないと、すこっと行かれますよね。
      もうちょっと前が動き出しと早くしてくれると、2点目、3点目と可能性も出てくるけど、
      繋ぎ繋ぎになってしまって。その辺もバランスだと思うんですよ。
      こういう選抜に選ばれている選手たちって、チームの核である選手たちが多く、
      出し手ばかりになってしまう。普段は出し手がいて、働き蜂がいっぱいいてる。
      でも、このチームには働き蜂がおらず、出し手がなかなか機能しない。そんなゲームですね。
      前半は特に。ハーフタイムに言ったのはそこなんですけど、バランスが悪すぎて、効果的に走れていなかった」

      長澤和輝
      Q.今日の試合の感想は?
      「選抜で久々に集まって、メンバーとかもこのメンバーでってのは初めてなので、
      目指していた守備であったり、攻撃のパスワークであったりがうまく出来なかったなと思います。
      今までずっとチームでやっていたことが選抜でも出来ないといけない。
      その選手の特徴であったり、いつ出すとかを理解して、仲間のしやすいプレーを伝えていきたい。
      個人としてはもっとチャンス多く作りたかったです」

      Q.チームとして目指していた部分は?
      「攻めた後の守備の切り替えの部分ですね。前から取られてすぐに皆でいって奪った場面もあったけど、
      外された後がやっぱり良くなかったかなと。ゴール前のブロックの部分で、GKの1対1の場面があった。
      DFの選手だけじゃなく、前の選手から身体を張った守備をしていかないと駄目ですね」

      Q.このチームでは最上級生。引っ張っていこうという意識は強い?
      「今回もキャプテンマークを巻かせてもらったし、このチームでは最上級生。
      攻撃と守備で自分が参加できなくても、コミュニケーションを気をつけたりしたい。
      出来ることをもっとやっていきたい。自分ももちろんですけど、3年生が主体になって、2年生も盛り上がってチームとしてやっていきたかったけど、集まってすぐでそういう意志統一ができなかった」

      Q.総理大臣杯で戦った阪南の選手も今日はチームメイト。敵としてと味方として見える物は違いました?
      「例えば泉澤だったら、左サイドで持たれたらすごく嫌だなって思うけど、同じチームになるとあそこで持った時にスペース貰いに行くんじゃなくて、あいつの特徴はやっぱり勝負だと思うので、スペースを空けてあげることを意識しました。相手とやっている時に嫌だなと思うプレーをさせてあげるように心がけました」

      Q.逆にここを生かしてほしいという自分の良さは?
      「自分の場合は中盤のギャップ、ギャップで顔を出して、もったら前を向いてスルーパスだったり、
      1点目のようにミドルレンジでシュートを打っていくのが自分の持ち味。
      点は取れたのは良かったけど、継続性を持ってやっていかないと」

      Q.ミャンマーとやってみた感想は?
      「球際は聞いた通りの強さだった。海外に飛行機に乗っていくんじゃなくて、
      日本国内で海外のチームとやらせてもらうことはなかなかない。
      いい経験になったってのはあるけど、せっかくこうやって大阪まで交通費を大学連盟に出してもらって、
      来させてもらっているんで、もっと吸収したかった。もっとやりたかったなって思うので、悔しいです」

      プリンスリーグ北海道 その2

      2012.08.27.Mon

        2試合目も前半で退散して、最初のピッチへと戻る。去年もそうやったけど、プリンス北海道のこの日程は僕らみたいなマニアには非常にありがたい。西ピッチ10,12時、東ピッチ11,13時とk.oの時間に差がある。
        移動も手軽で徒歩数秒。うまくスタメンを揃えることが出来るのでありがたい。
        札幌第一高校
         9稲田浩平③ 
         4桜庭駿太① 
        10志田尚弘③8紀井秀斗③
        7藤根直道③12及川拓③
        18河野悠哉②2上田顕世③
        5小松嵩幸③3羽二生健汰③
         1加藤聡一郎③ 

        札幌新陽高校
        18永澤勇人② 9田村拓也③
        8齊藤碧③10金澤修③
        7池田一起③6中島拓人③
        4永井聖一郎③2平山耕太郎③
        3兼平大②5青山翔汰②
         1高橋直也③ 

        そんなこんなで3試合目へ。2位につける札幌一高と昇格組の新陽との一戦。
        試合は藤根、及川のダブル左利きボランチを中心にリズムを掴み、シンプルに前線へ展開。
        走力とパワーを備えた稲田が受けると裏街道でゴール前まで進入するも、
        新陽DFの身体を張った守りに拒まれ、シュートまで持ち込めない苦しい状況が続く。

        15分、新陽。左サイドでのスローインから齊藤が軽く中へドリブル。中央の永澤へとパスを繋ぎ、後方の金澤へとポスト。距離は少しあったものの、前目に出ていたGKの位置を見てロングシュート。枠の上。
        17分、第一。速攻から右サイドを志田が抜け出し、中へパス。
        PA中央で稲田が崩れながら右足で合わす。GKの逆をつくも、足を伸ばしてセーブ。
        22分、第一。右サイドからのスローインを受けた藤根が中へドリブルで進入。
        相手DFを一人かわしたところで右の志田へと戻す。素早くシュートを狙うもDFに当たりCKに。
        25分、第一。左サイド高い位置での志田のスローが誰も触ることなくPAに入る。
        このボールを桜庭が受けに入るも、潰される。こぼれ山をフリーの河野がシュートもDFがブロック。

        最終的には2対2となった試合だが、前半時点ではお互いに決定機を欠きスコアレス。
        開始当初、第一は稲田が裏への強引な突破でチャンスメーク。次第に相手に警戒され出すと、
        今度は志田が2列目を自由に流れてパスを引き出すと鋭いドリブル突破から攻撃に絡みだした。
        対する新陽で目を引いたのはボランチの池田。ボールを奪うとDFラインまで落ちて、ポゼッションのリズム作りに落ちる。ボールが回りだしたところでスルスルと前方へ駆け上がり、今度は高い位置でリズムを作る。
        決して派手な選手ではないと思うが、潤滑剤としての貢献度が非常に高い選手だった。

        北海道大谷高校室蘭
        13吉田光希② 9内山北斗③
        14平塚悠知①12向中野創平②
        15中村哲也②6松崎友裕③
        7佐々木誓哉③2黒田勇統③
        5長屋燎③10広瀬智行③
         1福澤英昭③ 

        札幌光星高校
        10若原滉毅③ 9鑓水優介③
        11笠見尚汰③32野崎佑太②
        7原田幸志郎③29田山大修②
        16松本将史③2茂泉悠希斗③
        4大西醇③27財前優一②
         1福永浩哉③ 

        本日、最後の試合。北海道大谷室蘭高校はこれまでの室蘭大谷である。
        来年度から登別大谷を統合するのに先駆け、今年からこの名称となっている。
        キックオフ開始直後、布陣をメモるよりも前に試合が動く。
        3分、室蘭。平塚が左サイドを切り崩し、先制点をゲット。
        13分、室蘭。中盤での混戦から中村がDF裏へとパス。吉田が抜け出してシュートもGKが前に出てセーブ。
        16分、室蘭。左サイドからのスローインを受けた平塚がドリブルで中へ切り込みゴール前へパス。
        内山が合わしに行くも、後方へスルー。外から飛び込んだ向中野がスライディングで押し込み追加点を奪う。

        1,2点ともに絡んだのはルーキーの平塚。けが人の関係などもあるものの、開幕から出場を続けている。
        左足でのパス精度が高いだけでなく、上半身をうまく使ってボールを運べることも出来る。
        まだまだ課題も多く残るが、すでにCKとFK、全てのセットプレーを任せられているように期待は大きい。

        19分、室蘭。右サイド向中野からのパスを中央で内山が受けて、左へ展開。
        このパスを平塚が受けると、寄せたDFをドリブルでかわし、シュート。GKが弾いてCKに。
        24分、室蘭。自陣左から佐々木が前線へフィード。内山がDF裏へと抜け出しシュートも枠の右へ。
        27分、光星。右サイド茂泉から右へ開いた若原へ。素早く中の原田へは叩くと、
        ドリブルで前進してから前線へスルーパス。鑓水がフリーで抜け出しシュートも右ポスト直撃。
        こぼれ球は相手DFの足元に入り、CKに逃げられてしまう。

        徐々に自分たちのペースが出てきた光星だったが、30分、室蘭がダメ押し点を決める。
        相手の攻撃を福澤が防ぐと、前線へ素早くキック。受けた吉田がゴール前へ落とすと、
        このパスを吉田が左へ流れながらシュート。このボールが右上に決まり、リードを広げる。
        その後も、室蘭が攻め続けて前半が終了する。

        後半に入っても室蘭の攻撃は続く。60分、自陣でのボール奪取から右サイド途中出場のDF深井祐希①が
        素早く前線へ展開。内山がフリーでゴール前へ抜け出し、ゴール右上に叩き込み、4点目。
        72分、室蘭。エリア左から吉田がドリブルで仕掛ける。PAに入った所でMF斉藤塁②に倒されPK獲得。
        このPKを吉田が左隅を狙ったが、福永がきっちストップ。4-0で室蘭の勝利となった。

        45分ずつの観戦では何とも言えない部分があるとは思うが、今年の室蘭はタレントは揃っている。
        内山、吉田の2トップは裏への飛び出しだけでなく、自ら仕替えていくことも出来る。
        2列目では中村、平塚の下級生に加え、小栗和也③という力のある上級生もいる。
        課題とされていた守備では181cmと高さのある広瀬を前線からコンバート。
        まだディフェンスに慣れない部分もあるが、ポテンシャルの高さは感じられた。
        今年はおもしろいと思うが、対抗馬はたくさんいる。
        冬での再会を願うチームの一つではあるが、果たしてどうなるだろうか?
        北海道のサッカーも、なかなかおもしろい。

        プリンスリーグ北海道 その1

        2012.08.19.Sun

          北海道生活3日目、デベロップを観終えて、帯広からバスで3時間。札幌へと到着。
          カプセルホテルで疲れをとり、4日目はプリンスリーグを観に東雁来へと向かう。
          時計台近くのバスターミナルからバスに揺られること約20分、目的地へ到着。
          この東雁来にはクラブハウスと天然芝、人工芝を備えた札幌サッカーアミューズメントパークという施設に加え、
          コンサドーレのグラウンド、人工芝2面の東雁来公園のサッカー場と5面ものグラウンドが広がる。
          アミューズメントパークではこの日、U-12の国際大会が開催。
          プリンスの親御さんを含め、賑わいを見せていた。

          札幌創成高校
          10中川航希③ 15中野夢斗③
          4能戸信也③19大見敦基②
          20安達壮太②8浅生拓哉③
          14柳隆誠③5吉田健助③
          21按田錬②2鷲谷直人③
           23中川健聡① 

          登別大谷高校
          10三浦将也③ 11佐藤央③
          14山上勇樹③6小笠原翔③
          7由利健悟③8杉本修③
          9吉田知順③2鈴木亜斗夢③
          5鈴木渉悟③17上河健太③
           1輪島和哉③ 

          まずは数年前から人工芝グラウンドを作るなど強化を始め、着実に力をつけ始めている札幌創成と、
          今年度限りで室蘭大谷高等学校に統合され、廃校となる登別大谷との一戦。
          今年で最後ということで、部員は3年生の20人のみ。GKの上河がCBに入るなど、層の薄さをやりくりで凌いでいる。

          開始早々、チャンスを作ったのは創成。1分、DFからのクリアボールが左サイドの中川に入る。
          ドリブルでPAに持ち込んでシュートを打つも右ポスト直撃。こぼれ球を狙うも触れずにラインを割ってしまう。
          10分、今度は登別。右サイドでスローインが中央に入り、走りこんだ由利がミドルもGKの正面。
          11分、登別。右サイドでのスローインからパスを繋いで左へ展開。
          山上がフリーでシュート。ゴール右下を突くも、GKが好反応でCKへ逃げる。
          16分、創成。ハーフウェーラインでのFK。ゴール前に入ったボールがDFと混戦になるも、
          中川がヘッドでDFの裏へと落とし、抜け出した中野がダイレクトシュートも右ポスト直撃。
          中川が素早くPA右で拾って、キープからフォローに寄った大見へ。中へ低いクロスを入れるもDFがクリア。
          27分、創成。右サイドのスローインから中へパス。PA左へ流れ、フリーの柳の元へ。
          もたつきながらもシュートを狙うもGKの正面。GKが弾き、CKに。
          33分、創成。中盤での揺さぶりから左サイドを上がった柳の元へ。
          ダイレクトで上げたクロスが風に乗ってゴール前に入り、大見が合わすも大きく枠の外へとそれていく。
          35分、登別。自陣左えのカットから一気にロングボールを前線へ。
          佐藤が受けて、ドリブルでPA進入を仕掛けるも、按田に倒され、FK獲得。自ら直接狙うも枠の左。
          38分、創成。中川のドリブル突破からFK獲得。PAに低く入れたボールを中野が滑りながら合わす。
          右に逸れるたシュートが安達の足に当たりゴール方向へと向かったが、勢いなくDFがクリア。
          45分、登別。左サイドからのスローインを小笠原がうまく身体を使い、
          中へ切り込み、ダイレクトでシュート。ゴール右上に決まったと同時に前半を終える。

          先制を許したものの、ペースは創成。前線の中野を基点に、
          切れ味鋭いドリブルとアイディアを備えた中川が周囲を動き、チャンスメーク。
          後方からも本職は中盤ながらも、DFに挑戦中の按田が左足でリズムを作る。
          GKの中川も反応の速さなど良い部分が多かったが、レギュラーはもう1人の1年生,石井滉人。
          去年、スプレッド・イーグルで良いなと思った選手だが、現在は怪我中。
          後ろに不安があるというものの、伸び代も多く、今後に注目出来そうなチームである。

          登別大谷で目を引いたのは由利。過去にナショトレU-14にも入っていたボランチである。
          セットプレーは左で蹴っていたが、ゲームの中では右足でもしっかり蹴れていた。
          精度と威力を備えたキックできっちりゲームの基点となる彼の出来が登別大谷の鍵となりそう。

          帯広北高校
          10北本勇人③ 11藤川健也③
          6影山遼介③2松浦恒一郎③
          7村田亨③14佐藤翔太③
          12関口帝史③3横山拓也③
          5大竹亮司③4高橋怜央③
           1上田築③ 

          北海高校
           55桃井達郎③ 
           73鳥居翔太① 
          42股村健人③32長尾誠也③
          30永井幹太③33蛭田来也③
          68中川康平①40笠原健生③
          46松浦叶典③84野田健太郎②
           1山本貴大③ 

          前半で切り上げ、隣のピッチへ。今度は帯広北と北海の一戦。
          9分、帯北。左サイドでのカウンターが防がれるも相手のロングボールを右サイドでカット。
          素早く左へ戻し、影山がゴール左下を狙うもGKが弾きCKに。
          12分、北海。右サイドを速攻で突いて、中央の永井へ。左サイドの股村へ預け、彼のボールキープから
          中川のオーバーラップを誘い込む。深い位置で受けた中川がクロスを入れるもDFにブロックされCKに。
          13分、北海。左サイドでパスを受けた永井が右サイドで大きく展開。フリーで受けた長尾がダイレクトで
          中へ折り返し。ニアで桃井が合わすもバー直撃。セカンドボールを狙うもDFにクリアされCKに。
          16分、帯北。右サイド藤川のスローインがPAに入る。相手DFがヘッドでクリアを狙うも短く、北本の足元へ。
          素早く右サイドへ流れて、相手を交わし、左隅にシュートを流し込み、帯北が先制する。
          20分、北海。相手のクリアを永井がハーフウェーライン付近からダイレクトで弾き返し、左へ展開。
          股村が素早い反転から前を向き、ゴール右隅を狙うもGKが好反応を見せてストップ。
          26分、帯北。右サイドでボールを持った藤川から後方へ戻し村田がボールキープ。
          オーバーラップしてきた横山へと預けて、中央の北本へ。
          ドリブルで中央を抜けて行き、ミドルでゴール上を狙うもGKがパンチングでCKに。
          31分、帯北。中盤でのボール回しから左サイドを狙うも、関口が詰まり中央でフォローに入った佐藤へ。
          佐藤がPA前へボールを流すと影山が左足で、ゴール左上を突いて、2点目を獲得。
          34分、帯北。後方からのフィードを前線で北本が後ろへ落とし、影山へ。
          ここから右足でエリア左へ展開。勢いのないパスだったが、DFの間を通り、
          PA左へ入った所でフリーの藤川の元へ。GKとの1対1を冷静に右隅に決めて、リードを広げる。

          前半を終えて3-0。スコア通り帯北の攻撃陣の調子が良かった。
          去年から出場機会を得ていた藤川、北本の2トップに左サイドから
          中へ右へ自由に流れるレフティーの影山が攻撃に絡み、厚みのある攻撃を仕掛ける。
          彼らのスイッチを入れるのは同じくレフティーの村田。後方から繋いだパスをシンプルに叩きながら、
          前へ出て、ここぞのタイミングで相手が嫌がる位置にパスを通す。左利きながら右足が使えるのもまた良し。

          北海は観た感じではどこが悪いかは分からなかった。個々の調子が良くないようだが、能力の高さを感じる選手はいた。前線の桃井は本職ボランチの選手。ガタイの良く、ボールが良く収まる。この良さを生かすため前線で器用されている。181cmと高さもあるので、FWらしさを身につければおもしろい存在になりそう。
          中盤で存在感を放ったのは永井。左利きのボランチ。2列目のボールを左右へ流れて、受けてサイドチェンジでリズムを変える。この日はドリブルのキレを失っていたが、股村もドリブルのキレ味が鋭い好選手。
          後半戦及び、選手権での巻き返しに期待したい。

          デベロップカップ全チーム紹介<下>

          2012.08.18.Sat

            Cグループ
            FCバイエルンツネイシ
             9餅山大輝③ 
             11渡邊翼③ 
            10土屋敬太③13藤井敦仁②
            16溝上敬佑②7金田直登③
            23伊佐将吾③15神原充揮③
            4曽我大地5川越理来③
             12小村希② 

            広島県福山市の常石造船によるサッカースクール。これまではサンフレッチェ常石として活動していたが、今年からバイエルン・ミュンヘンと提携し、チーム名も変更。本家と同じユニで眩い輝きを放っていた。
            このチームで目を惹いたのは藤井と小村の2年生の2人。
            藤井は縦への速さが光るサイドアタッカー。対面の裏へ蹴り出し、速さで抜け出していく。クロスの精度も丸。
            小村は165cmと小柄なGK。観た初戦のラルクヴェール戦では3失点してしまったものの、サイズを上回る反応の良さで相手のチャンスを何度もブロック。彼が当たっていなければもう少し失点していた可能性もあったはず。

            アンフィニMAKI FC
            9仁科佑太③ 22山根彬義③
            7久慈道啓夢③8高橋恒大②
            3田中塁③10按田頼③
            23山口航平③5岡田俊介③
            41石澤翔太郎②2小田匠③
             21種田隼介③ 

            試合前の偵察で、「俺ら勝てないよ」「関西弁怖いよ」なんてことを言っていた彼らだが、試合が始まると表情が一変。視野の広さとキック精度の高さを誇る按田を基点にピッチを広く使ってゲームを支配する。印象的だったのは按田の他に仁科。ゴール中央からサイドへ開いて、相手から消えて、うまくシュートまで持ち込んでいた。
            セットプレーの際、壁対応のDFが「いっせーのーで!」で飛ぶ姿もちょっと印象的。

            エスポワール白山FCジュニアユース
             23山下康太郎③ 
             11村中龍仁③ 
            10大谷一樹③8谷口基樹③
            9東方智紀③7下川蒼永③
            5森章③6新谷直樹③
            2松岡拓海③3野村政弥③
             12秋田凌汰③ 

            石川県白山市の街クラブ。サンガU-18に進んだ太田京輔の出身チーム。
            3戦全敗となってしまったが、攻撃陣はおもしろかった。1トップの小柄な山下はダミー役。
            左右へ流れてスペースをあけると、そこへ大谷、村中の連携で崩していく。
            アンフィニ戦では立ち上がり、2人の崩しを警戒され、手を失っていたが、
            途中から谷口がうまく絡みだし、惜しい場面が増加。46分にはFKから村中が意地の一発を決めてみせた。

            FCラルクヴェール千葉
             10木本晃次郎③ 
             22網谷海渡③ 
            16藤田実樹③11渡部太悟③
            14仲村優紀③7野見山大知③
            5山口康太③13御園生康輔③
            3金井巽海③2高橋海③
             1田中暉大③ 

            千葉で活動する街クラブ。記念すべく創設10年目に初めて関東大会へと進出。
            そのままの勢いでデベロップカップの出場も掴んだ。
            今年の国体選抜にも入っている千葉U-18のGK岩渕航平がここの出身。
            幼稚園の頃から一緒にプレーする選手が多くチームワークの良さを感じる好チームだった。個であげるならば、ボランチの野見山。キック精度が高くセットプレーだけでなく、組み立ての面でも貢献度が高かった。

            Dグループ

            FCひがしジュニアユース
            25坂本裕樹③6田畠太一③
             12竹内陽平③ 
            10酒井和馬③5片岡優弥③
             8武隈雄亮③ 
            3黒田元樹③21矢田勇人③
            2放生祥季③4松井爽栄③
             1沖田諒③ 

            柳沢敦、中島裕希らを輩出した富山の名門クラブ。2-3の打ちあいとなったセレッソ戦で目を惹いたのは1ボランチの武隈。中盤の真ん中で細かいポジション移動を行い、相手の攻撃の芽を潰し、シンプルな散らしでリズムを作っていた。

            レオーネ山口U-15
            11林雄都③ 10河江将平③
            7寺田颯③14井上椋介③
            15田中宗佑③8藤原音哉③
            4藤田健吾③6渡辺利功③
            5恒富永吉朗③3小川智史③
             1藤原龍雲③ 

            今大会の個人的なお気に入りのチーム。監督、選手たちが一緒になって楽しんでいる雰囲気が良かった。
            チームのキーマンはボランチの藤原。160cmと小柄な選手だが、とにかく良く声が出る。
            細かい戦術的な指示であったり、叱咤激励であったり。
            ベンチで熱い指示を飛ばす監督が「僕の分身」と評するのも頷けるファイター系である。
            もう一人のキーマンはFWの河上。ひざ下が柔らかいレオーネ系のテクニシャン。
            スペースへの動き出しにも優れており、フッチ戦でも1ゴールをあげていた。

            SP-フッチサッカークラブ
             10竹部崇仁③ 
             16中川雄貴③ 
            14鈴木大悟③7亀井智貴③
            8伊東洋太③9野木智大③
            2山崎宏晃③11茂呂駿佑③
            17中田敦也③5石井智大③
             1川上達也③ 

            千葉県市川市に拠点を置く街クラブ。過去にゼムノヴィッチ氏が指導していた縁で、
            エスパルスと業務提携を結んでいる。今年、エスパルスに昇格した柏瀬暁がここ出身の有名選手。
            予選敗退となってしまったが、3試合で11ゴールという攻撃力はさすが。
            ボールを受けた際の重心の低さが印象的な亀井。左利きのストライカー竹部の2人が印象に残った。

            セレッソ大阪U-15
            13伊藤涼太郎③ 9小林颯③
            12金志錫③7林部晃己②
            10勝岡伸吾③8山本智也③
            14舩木翔②16印藤虎太郎②
            3根木涼聖③5向田紘己②
             22稲垣佳佑③ 

            関西のJクラブで唯一、デベロップ行きとなってしまったセレッソ。体調不良やけが人を抱えていたこともあって今大会はピリッとしない内容で、グループリーグ敗退となってしまった。
            その中で印象的だったのが山本。的確な状況で判断で相手の先へ回り込み、ボールを奪ったかと思いきや、前線へ飛び出し、チャンスに絡んでいく。初戦のFCひがし戦で決勝点を決めたように攻守における存在感は大きかった。
            印藤、舩木の両SBも良さは発揮できたいたと思う。本職は共に中盤タイプ。
            印藤はタッチが柔らかいかわす系のドリブラー。舩木は左足でのフォームが綺麗な選手。
            舩木は150cm代の身長だった去年からグっと170cmまで伸びている。プレーとともに今後の成長に期待したい。
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