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方程式の崩壊~クラセン関西予選 ヴィッセル神戸U-18対京都サンガFC U-18~

2011.06.05.Sun
続いて、2試合目。この試合、両チームは得失点差の関係で引き分けで勝ち抜けが決まる。
もし、試合が動き勝ち負けがつくと、負けたチームは街クラブとの対戦に回ってしまう。
こういう試合の場合、両者ともにリスクを犯さず、慎重な試合運びをみせるため、
つまらない試合になることが多いが、この試合は違った。
ヴィッセル神戸U-18
 22内田祐介② 
 19松村亮② 
11小林成豪③16井上哲大②
15水町政哉②25宮村哲朗②
2長原直紀②3山田真己人③
24佐古将太②27岩波拓也②
 31石原祐樹② 

京都サンガFC U-18
30田村亮介① 10三根和起③
17齊藤隆成②7久永翼③
6原川力③4佐藤光恭③
8國領一平③23松川宏二①
18池松大騎②3高橋祐治③
 1杉本大地③ 

立ち上がり10分過ぎまで様子を伺うものの、積極的に攻める感じはしない。ま、そうか。
12分、神戸。カットから松村がドリブルで前。絶妙な間合いで放して、DFの裏へ。
井上がダイレクトで中に入れて、内田がシュートもDFに当たってCKに。
16分、サンガ。ハーフラインから素早く右を展開。深い位置にいた久永へ。
これをダイレクトで低いボールを中に入れる。待ち受けるは田村。
難しいボールだったが、崩れながらもなんとか合わせて、サンガが先制点を決めた。
久永翼3田村亮介5
いつも通りのサンガだった。積極的にリスクを負わない。いい意味ですよ。
低い位置で細かく動かし、相手の隙を伺い、見つけたら素早くそこを突く。
観た試合のほとんどが立ち上がり直後にゴールを奪って、後は手堅くクローズする。
高いポゼッションで優位性を保ちつつ、相手が前に出たらその裏を長いボールで狙う。
守備では陣容をコンパクトに保ち、人数をかけて奪いにかかる。
完成度の高い負けないサッカー。この日も1点を奪った後は低い位置で回して前へ出ない。
そでいて、隙を見つけては田村、三根めがけてロングボールを放り込む。
高橋祐治2原川力4佐藤光恭3國領一平2
神戸は松村がドリブルで仕掛けてからスルーパスを連発。内田が何度も飛び出すもなかなか決定機までいかない。
京都の勝利を予感する。今年観た試合はほとんど同じ流れだ。往なすのがうまい。だが、神戸がこの方程式を崩す。
32分、一瞬の隙を狙い、長原が左の深い位置まで侵入し、中へクロス。これを内田がヘッドでフワリと決め同点に。
続く41分にも神戸。後方からのボールを松村がPA前でキープ。タメて左の小林。すぐに折り返して松村がシュート。
松村亮3内田祐介
前半を終えて1-1。本来ならば両チームこれで十分。でも、ピッチから伝わる熱を見る限りこれで終わらない。
ハーフタイムの神戸ベンチでも、「このままじゃなく勝ちに行こう!」と劇が飛ぶ。
ただ、その後に一言。「それでいて、セーフティーに。無理せずその辺は考えながら」と。
もう一点を奪うため前に出ると確実にそこをサンガは狙ってくる。追加点を狙いつつ、守りつつ。
これは中々、難しい作業だと思う。だけど、すぐさまミッションをクリアしてしまう。

1分、松村がPA手前で右の井上に叩く、すぐさま前に出てリターンを受けてからシュート。これが決まり2-1。
これで立場が逆転した。今度は神戸が主導権を握って、相手を往なす。
攻めるチャンスを見つけても、バランスを崩しピンチになりそうなら声をかけて体勢を戻す。
試合中、ベンチが宮村に声をかけることが多々あった。“大丈夫?” これに対し、いつも宮村は腕で○を作る。
なんだろう?と思ってたけど、これはそのバランス大丈夫?ってことなのかな?
頭を動かすサッカーを志向している。後半のペースは完全に神戸。
28分には中央から大きく左に展開。小林が松川と1対1からドリブルで中に入る。
PA中央でDFを引き寄せて、開いた松村にパス。落ち着いてGKの股を通して3-1。これで勝負あり。
“相手に勝ってるから狙おう!”
その指示通り、小林が長原のフォローを武器に松川に果敢に仕掛けていったのが結果を生む。
小林成豪長原直紀
その後、久永を中心に攻めるサンガをきっちり抑えて1位でストレートイン。
対するサンガは6月26日に行われる街クラとの参入戦に回ることになった。

ヴィッセルで目立ったのはまず岩波。対峙する三根に仕事させず。メキシコでも活躍できる力はある。
大怪我から帰ってきた宮村も完全復調。視野広い。360°見れてて、うまく下がってシンプルに叩く。失わない。
小林は左サイドを完全に制圧。長原もうまく上がって、フォローをする。
松村はドリブルから前へ運びつつ、絶妙なタイミングでギャップを突くパスを放つ。
内田は最後まで相手のスペースを狙い飛び出し続けた。ゴールだけじゃない大きな効果があった。
今年のヴィッセルも良い。でも、ほとんどが2年生。来年どうなるんだ?末恐ろしい。
岩波拓也宮村哲朗2山田真己人
負けたサンガ。先攻逃げ切りチームで、知りうる限り相手を追っかけるのはPUMAカップの決勝、プレミアの広島戦のみ。
今日の試合が3試合目。見てる限り、追っ掛ける、リスクを背負うサッカーが出来てなかった。
個々でも着実に成長を遂げている。普段通りしていれば、なかなか負けない。
彼らの吸収力があれば、この負けは無駄じゃない。
試合後の彼らの表情を見ていると、糧にしてより手堅く良いチームへと変われる予感がする。


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