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プリンスリーグ東北 JFAアカデミー福島 対 聖和学園高校

2012.04.28.Sat

    今週はプリンスリーグ巡り。東北へと向かう。去年は震災の影響で遅れた開幕戦を観に仙台へと訪れた。
    サッカー好きであり、旅行好きとしては今年は別の所へと行きたい。
    日程を眺めていると福島でおもしろそうなカードを見つけた。
    富岡、尚志、アカデミーの福島3っつにドリブルサッカーで選手権を沸かせた聖和学園の組み合わせ。
    お聞きしたい話もあったので躊躇せずに夜行バスのボタンをポチっと。
    金曜夜8時過ぎにバス乗り込み、濃霧の影響で少し到着は遅れたものの6時過ぎに福島駅に到着。
    朝食を食べながら某さん待ち合わせの時間までを過ごし、9時過ぎに福島交通の飯坂線に乗車。
    ここまでは地震の影響を微塵も感じなかった。切符売り場に掲げられた放射線量数値に傷跡を感じる。
    震災から1年が過ぎ、離れた地域にいると過去の話のように思える時がある。でも、今現在も復興は重要な問題だ。
    これからも忘れずに、何か出来ることを探っていきたい。

    電車に揺られること20分弱。最寄りと思われる駅に降り、タクシーでたどり着いたのは十六沼公園。
    ちょうど見ごろの桜を楽しむ地元民、野球を楽しむ少年たちで溢れる野球場の奥にピッチ2面があった。
    JFAアカデミー福島
     21平岡将豪② 
     18金子翔太② 
    11幡野貴紀③2高見優③
    20橋田慎太郎②19小池龍太②
    23木下諒②7日高拓登③
    5平澤俊輔③3本田裕樹③
     1野聡生③ 

    聖和学園高校
     9小畑泰成③ 
     14速見祐介③ 
    13鈴木和聖②10小林和仁③
    17吉尾拓②7伊東雅貴③
    25佐々木澪①2中村圭祐③
    24猪狩由生②4盛合颯②
     1伊原清也② 

    動きは早かった。まずは2分、アカデミー。
    キックオフのボールを縦へ蹴り込んでエリア左でFKを獲得。幡野が狙うもGKがキャッチ。
    10分、アカデミー。間接FKを側の小池に預け、一気にDF裏へ。これを金子が裏へと抜け出し1対1を決めて先制。
    14分、アカデミー。右サイド高い位置で高見が奪って中へクロス。
    平岡が中央でボレーシュートもGKの正面。こぼれ球を狙うも枠を捕らえず。
    18分、アカデミー。相手のクリアを橋田が拾って右へ展開。
    高見が受けて、後方から上がった日高へとスルーパスを出し、中へクロスを入れる。
    ファーで金子がゴール前に落とすと、そこには幡野。ダイレクトで合わせrもGKの正面。
    22分、聖和。小林が右サイドを強引にドリブルに抜けて中央の速見へパス。
    素早く左へふって鈴木がシュートを狙うもGKが弾きCKに。
    27分、アカデミー。本田が自陣で相手の攻撃を防ぐとドリブルで前へ進み、前線へクサビのパス。
    金子が受けて本田へ返すと、すぐ側の小池から右へ大きく受けた高見が
    DF2枚を振り切り中へクロスを上げて、幡野がヘッドで合わすも枠を大きくそらす。
    43分、アカデミー。右サイドを上がった日高からのパスを右中間で小池が受ける。
    ドリブルで軽く中へ切り込み、左足で放ったシュートが左隅に決まって、2-0で前半を終える。

    前半はアカデミーのペース。去年と同じくドリブルを仕掛ける聖和のサッカーに翻弄されながらも、きっちり要所要所を防いでショートカウンターからチャンスを作る。「広野にいるとき、TMをやっていたんでドリブルで来るのは分かっていた」(中田康人監督)と、前週から対策としてドリブルを仕掛けて、受ける練習をしてきたかいもあり、決定機を与えない。

    後半に入ると、少し聖和がスタイルを変えてきた。聖和のドリブルサッカーのポイントは2つある。
    一つ目はドリブラーの後ろにサポートに入る。1人目が仕掛けて潰れた所を2人目が拾って、ごちゃごちゃとなった隙をすり抜ける。二つ目はCBがドリブルで持ち上がる。去年であれば、池田リアンジョフィと斉藤健。
    この2人がドリブルで持ち上がることで相手が前からプレスをかけないといけず、プレスの隙をずらし、攻撃陣に余裕を作る。今年は盛合がその役。ただし、この2つのポイントはアカデミーにきっちり押さえ込まれ機能しない。
    開始から聖和は手を変えた。CBは仕掛けずパス回しで左右へ揺さぶる。中盤は相手のギャップに入って、パスを受ける。攻撃陣がドリブルで仕掛けるのは一緒だが、スタイルは明らかに違う。

    49分、聖和。速見がドリブルで突破するもPA手前で倒されFK獲得。佐々木雫が狙うもGKが弾きCKに。
    53分、アカデミー。平澤から入ったフィードを右に開いた平岡。左サイドに素早く展開し、金子の下に。
    ドリブルで中へ切り込み、再び、右サイドへパスを送ると幡野が滑り込んで合わせてシュート。
    67分、アカデミー。自陣からの素早いリスタート。金子が抜け出し、ゴール前に入れたクロスを平岡がヘッド。
    続けざまに金子が右サイドでボールキープ。タメから上がった日高に預け中へクロス。
    フリーの幡野がPAで合わすもGK正面。弾いたボールを拾って再びゴール前にパス。
    途中出場のMF陽葉友和③が合わすも枠を捕らえることができない。
    71分、アカデミー。自陣でボールを奪うと、素早くエリア右へ展開。
    日高が中へ入れたクロスはDFにクリアされるも、短い。これを小池がヘッドで叩き込んで3点目。
    その後もアカデミーは金子を中心にチャンスを作り続け、90分、カットから素早く相手陣内中央の日高へ。
    ドリブルでの仕掛けからスルーパスを送ると、金子が飛び出し、前に出たGKよりも先にさわり、4-0。
    アカデミーが大差をつけて、首位を守った。

    勝ったアカデミーらしくないポイントもあった。それは“縦へ蹴る”こと。
    これまでは“人とボールを動かす”のお手本のようなサッカーを展開していた。
    ただ、「これまでは主導権を握ることばかりだったが、それはどうなんだろうと。カウンターも仕掛けたり色んな状況で学ぶことが重要じゃないか」とらしくなくショートカウンターを多用してきた。
    選手たちに変化も生まれている。これまでは学年ごとにチームを組み、どんな状況でも出やすい状況にあった。
    それを売りにもしていたが、2,3年による競争を持ちこんでいる。この日のスタメンも大半が2年である。
    「いい選手が出るというのは当たり前のこと。これまで無かった悔しさが出れていない子の成長にも繋がる」
    協会主導で生まれたアカデミーではあったが、7年の歳月を経て少しずつ変化が生まれてきている。
    変化には良し悪しがあるが、首位に立っているということは今の所良い変化ということなのだろう。
    「目標はプレミア」中田監督はこう話す。今のアカデミーなら、可能性は十分にある。
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