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サニックス杯 GLリーグ初戦 U-17日本代表 対 インテル・ミランユース

2012.03.17.Sat

    記念すべき10回目を迎えたサニックス杯。今大会に参加するのは選手権優勝の市立船橋、準優勝の四中工、
    今年プレミアで優勝候補の筆頭にあげられる神戸U-18にU-17日本代表と非常に豪華な面々が揃った。
    オープニングマッチとなったのがU-17日本代表とインテル・ミランの一戦。
    U-17日本代表
    21宮市剛 19田村翔太
    9松本昌也13北川柊斗
    16三島頌平11大山啓輔
    3内田裕斗6光永祐也
    2ハーフナー・ニッキ4内山裕貴
     1阿波加俊太 

    U-17の監督は吉田靖氏。U-19代表の監督である。この年代は2015年のU-20W杯を目指す世代である。
    今、編成されているU-19の次の世代。つまりはしばらくは代表活動を組む必要がない。
    いわゆる谷間の世代となりうる世代である。今回の代表はそんな世代に国際経験を積ます重要な機会であるとともに、「良い選手はどんどん上で使っていく」(吉田監督)とセレクションの意味合いを持ったチームである。
    選ばれた面々を見てみると、本職右SBが一人もいない。これにも理由があり、「去年の各種、大会で活躍した、いいなと思っていった選手を順々に選んでいった」(吉田監督)メンバーである。
    この試合では戦いぶりとともに誰がSBで使われるかも非常に興味があった。
    蓋を開けてみるとビックリの光永の右SB起用。左利きの右SBは非常に珍しい。

    インテルはプログラムと全然違うので、システム表記は無しで行きます。4-1-2-3のシステムです。
    まずチャンスを作ったのは日本。前半2分、左サイドのスローインから中央の大山。
    ワンタッチで右へ開いて、縦を上がった光永に渡る。そのままPA右へ進みシュートもGKが弾きCKに。
    6分、再び日本。ニッキのボールキープをインテルに奪われるも、すぐさま三島が奪い返し、そばの大山へ。
    こっから縦の田村にクサビを入れて左サイドに開いた宮市へ展開。
    リターンを田村がPAで受けるも体勢を崩し、シュートが弱くGKに処理されてしまう。
    7分、インテル。左サイドから縦へのフィードをCFの7がPA左で受けてシュート。
    右隅を突く良い狙いだったが阿波加がうまく反応し、CKに逃げる。
    11分、日本。左の松本からショートパスを繋いで右サイドへ展開。北川がこのボールを後ろに落として、光永に預ける。このパスを光永が中へクロスを入れて、ファーでフリーの宮市が受けるもトラップが大きくGKがキャッチ。
    14分、日本。相手の右から左へのサイドチェンジを光永がカット。
    そのままドリブルで駆け上がり、ミドルを打つも枠の右。

    立ち上がり光永の右SBはうまくハマっていたように思う。前に出る力を生かしてインターセプトに成功すると、
    そのままドリブルで中へ持ち込み、クロスなりシュートなりでプレーを終わらせる。
    高い位置で仕事が出来ていたので、右ウイングに左利きを置いて、中への切り込みを狙うのと同じ効果が出ていた。

    16分、日本。右CK付近でのFK。キッカーの三島がショートで光永に預け、ホール前にクロス。
    ニッキがヘッドで合わすもGKの正面。ニッキがプレーする度に会場が笑いや驚きが起きる。スター性あり。
    24分、日本。ハーフウェーラインでのインターセプト縦の田村へクサビが入る。これを中央の宮市に預けると、田村は少し左に開きDF裏でリターンを受ける。素早く中央に飛び込みフリーとなった松本にボールを渡すもシュートは大きく上。
    28分、インテル。右サイドのスローから大きく左へクロス。左ウイングの14が足を伸ばし、
    中へ落としたボールをアンカーの10がミドルシュートも枠を捕らえることができず。前半終了。

    後半に入って、インテルが1点を奪いに攻撃を仕掛ける。
    38分、自陣右からDF裏にボールが入り、これを中から開いて受けたCFの7が受けて、独走。
    ニッキが奪いに追いかけるもこけてしまい、GKとの1対1に持ち込むも阿波加がうまく前に出て弾きCKに。
    43分、CKのクリアボールが前線に渡る。左サイドで7が受けて、中の10とのワンツーで中央へ侵入。DFラインの前に入った所で、寄せたDFの間を通し、左ウイングの20へと。フリーで抜けた20は落ち着いて阿波加の隅を突き、先制する。
    見事な崩しを見せたインテル。ゴールを決めた20がライン際に喜びに走り寄る。
    近づくのはアシストを決めた7。20の腕を持ち、クルっと回す。合気道のような形。
    着地の際に20は足を痛めピッチを出ていってしまった(笑) どっと沸く会場。
    オープニングゲームにして、大会のハイライトともいえるシーンが生まれてしまった。
    55分、日本。田村に代えて越智大和、三島に代えて森勇人がイン。
    田村はそのまま前線に。森は左MFに入り、松本がボランチの位置にスライドする。
    59分、日本。続いて、光永に代わって薮内がイン。
    前半の序盤は良かったのだが、後半はどうしても左利きの弊害が出てしまう。
    押されこんで自陣でポゼッションをする際に左利きだとどうしてもボールを中に置かざるをえない。
    右足でサイドへ流すのに比べて、ボールが奪われるリスクが高い。この面でやはりリスクがあった。
    代わって入った薮内も本職ではない。ドリブルが武器のアタッキングハーフ。
    攻めの際にサイドに張って、ケアしなけばいけないのが中へ絞ってセカンドを拾いにいく。
    ベンチから「外!」と細かく指示が飛ぶ。これも選抜ならではのいい経験だ。
    60分、日本。左サイドから中央の宮市。後ろに落とし、受けた松本が右サイドにスルーパス。
    薮内がクロスを中へ入れるもボールは明後日の方向に…
    75分、日本。右サイドの薮内から縦に浮き球のパス。相手にボールが渡るも、越智が粘って奪い返し中へパス。
    宮市が中で受けて、左へはたくも合わず、DFにクリアされてしまう。試合終了となった。

    インテルはなんちゃってインテルかと思っていたが、フルメンバーに近い本気のメンツだった。
    特徴はスタメンの左利きの多さ。約半数がレフティーであるが、しっかり右足も使える。
    うまく両足を使って、パスを受ける際に勢いを殺さず身体を開けるので、視野が広く、余裕が生まれる。
    スローな入りだったが、徐々に本気の姿を見せて、イタリアらしくウノゼロ(1-0)で試合を決めたのはさすがだ。
    対する日本は急造チームの難しさからパス回しの面でズレが多かった。また、個人の特徴を掴めておらず、個人の良さが生きてこない。これは仕方ない。後は、経験不足の面。
    内田は今回初の代表戦。「代表の重みを感じるうちに、緊張してしまって…」と立ち上がりは良さであるスピードを生かせず。後半に入ってからは速さをいかし、裏を狙われても粘り強く相手に仕事をさせないなど持ち味を発揮できるようになっていた。
    これも経験。勝つだけが全てじゃない。負けた中で得るものもある。
    そういった面では今回の大会も大きな意味を持つものだったと思う。
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