スポンサーサイト

--.--.--.--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

プロとは何か? プレミアWEST~京都サンガFC U-18 対 サンフレッチェ広島FCユース~

2011.09.23.Fri

    12試合を終えてここまでわずか1敗。プレミアWESTの首位をダントツで走る広島ユース。
    対するサンガは前評判が高かったものの,
    「私が選手に自信を与えてやれなかった。(選手たちが)まだまだ精神的に不安定で自分たちのやることを信じられなかった中、モチベーションを上げてやれなかった」と本田将也監督が話したように,自分たちのサッカーが貫き通せず,後期3試合は1勝2分と低調なスタート。広島との勝ち点差は8にまで広がってしまった。
    今日,もし負けるようなことがあれば条件次第では早々と,広島の優勝が決まってしまう一戦。
    “頂上決戦”を見届けようと,両チーム多くのサポーターがかけつけた一戦は大盛り上がりの展開を見せた。
    京都サンガFC U-18
    7久永翼③ 10三根和起③
    8國領一平③17齊藤隆成②
    6原川力③25清水航輔①
    12浅田裕貴②23松川宏二①
    18池松大騎②3高橋祐治③
     1杉本大地③ 

    サンフレッチェ広島FCユース
     9石坂元気③ 
    17野津田岳人②28野口翼①
    10藤井貴之③7森保圭吾③
    4平田惇①36川辺駿①
    11津川裕右③5柳川剛輝③
     3脇本晃成③ 
     21有賀陽平② 

    まずは8分,広島。左サイドでの素早いスローインから石坂が抜け出し,深い位置から中へクロス。
    PA中央で後方から上がってきた川辺が頭で合わせて先制する。
    22分,川辺がカットから素早くドリブルで前に運んで左へ展開。藤井が受けて中へクロス。
    中央で川辺が右足であわせシュート。GK弾いたボールを野津田が詰める杉本が好反応を見せCKに逃げる。
    前半,広島は人が流動的に入れ替え変わり,相手にマークを絞らせない。
    トップ下の野津田がDFラインまで下がってロングボールを入れたり,津川と藤井がスイッチして連携で崩す。
    中央でも川辺が積極的に飛び出し,シュートまで持ち込む。
    守備でも,しっかり前からプレスを欠けて,コースを限定し,追い込み囲い込んで潰す。
    「今年は勝てるチームじゃない」(森山佳郎監督)が夏に話していたのは嘘のように,攻守ともにサンガを圧倒する。
    対するサンガは「相手の5人(1トップ+2シャドー+2ボランチ)に対し,7人(中盤より前+SB)で数的優位を作ってしっかりポゼッション」(本田監督)を狙うも,広島に自由を与えられず,高い位置で奪われ,カウンターで押し込まれる。1失点で済んだもののシュート本数は2対11。圧倒的で広島。大量失点で試合を終えてもおかしくない差であった。

    しかし,ハーフタイム。ふがいない出来に「試合は男の戦いや」という本田監督の激が飛んだサンガが目覚める。
    と同時に「高い位置に上がって,相手ボランチの外で受けて数的優位を作れるように」と浅田に代えて,FW森口亮②を投入。森口が右MFに入り,左SBに齊藤。さらには國領と原川が前後入れ替え。前面的にシステムを代えて後半に入る。
    この交代が功を功を奏する。「ある程度,形を決めつつも選手たちの判断で流動的に動いてくれた」というようにキープ力に長ける原川を基点にタメを作り,前半,広島が見せた以上の流動的なサッカーを展開。
    いいムードで迎えた中での57分,原川の蹴った左CKがゴール中央で高橋にあたり,ネットを揺らす。
    「セットプレーでうちが分が悪い中,簡単に入っちゃった.。勢いづかせる要因になってしまった」と森山監督が話したのに対し,高橋が「広島は気持ちが凄い。それを越えようと。セットプレーは絶対,物にするしかないと思った。決めたろ」と話したように,サッカーの内容以上に気持ちで上回って,チームに勢いが増す。
    続く61分,左から右へ流れて右CK付近から國領が中へ低いクロス。ニアで久永がDFを引き寄せ,潰れながら後ろへ流したボールは中央でフリーの森口へ。冷静に右隅に決めて,サンガがリードを奪う。
    しっかり,勝ち星を得たい広島だが無常にも時間が過ぎていく。
    ロスタイム猛攻からCKを得た広島だが,サンガがしっかり耐えて,一気に前線へロングボール。
    高い位置まで出ていた有賀が戻りながら,蹴りだすも勢いなく途中出場のサンガMF佐藤光恭③がカット。
    遠い位置から無人のゴールに流して3点目。首位を奪うため勝つしかないサンガが3-1で試合を終えた。

    試合終了後,歓喜を挙げるサポーター陣にかけよるサンガイレブン。
    ハーフタイムと試合後に本田監督に激とともにこんな声をかけられていたという。
    「プロはサポーターを喜ばせないといけない。それが応援に対する恩返し」
    それぞれがその言葉を真剣に受け止め,しっかり前半から姿を代えて,結果を残した。
    「今日はサポーターに訴えかける何かがあったと思います」本田監督がこう話すとともに,
    高橋も「後半の気持ちを続けて,残り全部勝っていきたいです」と話した。
    勝つことが全てではない。でも勝つ中で得るものもある。
    今日のサンガはプロの育成機関として何よりも重要な“プロとしての心得”を得ることが出来たのが大きい。
    スポンサーサイト
    コメント

    管理者のみに表示
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。