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狭間の世代が得たもの~豊田国際ユースサッカー大会 U-16日本代表 対 U-16オーストラリア代表~

2011.08.07.Sun

    続いて、2試合目。この大会に挑む世代は2015年のU-20W杯まで大きな大会がない。
    アジア予選が始まる2013年まで代表という形を通しての強化は難しい。いわゆる狭間の世代だ。
    U-16日本代表
    7森勇人 16武颯
    15北川柊斗11川上翔平
    13三島頌平12早坂翔
    6光永祐也4鴨池陽希
    3ハーフナー・ニッキ5内山裕貴
     18田口潤人 

    U-16オーストラリア代表
     9ベヤン 
     16オニール 
    11トレビデス7デシルバ
    6リ14パパディミトリオス
    5マッデン2オーチェング
    4ワーランド3カルバー
     12ジャネス 

    オージーはU-16ながらも、登録選手全員を96年組,U-15代表で挑んできた。
    来月から始まるU-17W杯アジア予選を睨んでだろう。ただ、1歳下というのは差が大きい。
    1点も取れずに2連敗。せめてこの試合でゴールをあげて、次に繋げたいところだ。

    日本は初戦、2戦目と出来のふがいなさから池内監督が激怒したと報道があった。
    2戦目を観戦してた知人も辛らつな評価だった。ただ、この日は序盤から日本ペースで試合は進む。
    3分、右スローインを受けた森がダイレクトで後方に落として、早坂がミドル。わずかに右に逸れる。
    8分、左CK付近で北川がDFの裏へパス。武が抜け出し、GKと1対1になるも、GKが前に出て対処する。
    12分、三島がDFの裏へスルーパス。武が再び抜け出し、GKと1対1になるもシュートは正面。
    立ち上がりから日本が攻め込む。奪取能力の高い早坂、三島のボランチからサイドを経由して、topに入れる。
    2topの役割も明確。DFとボランチの間で受ける森、スペースへ抜ける武。2人にボールが入ってチャンスを産む。
    16分、カットから前出た三島がPA手前でDF裏へスルーパス。森がDF裏で受けて流し込む。日本が先制。
    このプレーでもそうだったが、三島が凄くいい。武器は豊富な運動量と戦術眼。
    相手が持った瞬間にパスコースに走り込んでボールを刈り取り、的確かつシンプルに散らす。
    30分、右に流れた北川がキープしていた所をカットされるが、三島がすぐさま奪い返しそのままドリブル。
    3人抜いてシュートを放つもDFにあたりCKに。
    36分、相手DFでのボール回しを武がカット。シュートを打つもGKの正面に終わる。
    僕が見てる限りはそんな悪くなかった。でも池内監督は何度もコーチングエリアに飛び出し、位置取りの指示を出す。自陣が持ってからと持ってない時の動き。特にサイドハーフに「開く、搾る」の注文が飛ぶ。

    前半を終え、ハーフタイム。日本は川上に代えて、MF安東輝を投入する。
    4分には北川のパスを武がぬけだし、日本が2点目をget。後半入ってから、日本の調子が良い。
    5分、三島のパスを北川がDFの前で受けて、振り向きざまにシュート。
    8分、右サイドから中央の北川へ。ダイレクトで縦に入れて武。左隅を狙うもGK好反応でCKに。
    17分、光永が中とのワンツーで左の深い位置へ進入し、中へ低いボール。
    武がニアでダビングヘッドであわすもGKの正面。弾いたボールを再度、狙うもDFがブロック。
    18分、右サイド安東のパスをDF裏で武。GKと1対1になるも、隅を狙ったシュートはわずかに外を流れていく。
    21分、左を上がった光永から中央の北川。タメてシュートも枠の上。
    31分、25m付近中央でのFK。森が直接狙うも大きく上に外す。
    35分、光永が上がって、途中出場のMF田村亮介へパス。中で詰った所で光永へ戻し中へクロスもDFがカット。
    前半に比べて後半は中盤のサイドが効果的に開く搾るが出来ている。
    光永が積極的に上がれるのも北川が中に入って、相手を引きつれ、スペースを作ってるのが大きい。
    3点目も取れるような内容で日本が押し込んだが、試合はタイムアップ。2勝1敗,3位で大会を終えた。
    DSC03363.jpgDSC03397.jpgDSC03415.jpgDSC03436.jpg
    池内豊監督
    「勝つ負けるは問わないけど、選手が育つためには勝つことも大事。
    細かい部分までポジションを動かしてパスを回せた今日は非常に良かったです。
    選手たちはここまで力はあるけど、代表という名前に浮き足だったプレーをしてしまっていた
    でも、今日はハーフタイムでこちらからの指示がいらない位、皆が声を出して修正をしてくれたのが良かった」

    Q.この世代は国際大会が少なくそういった面での難しさはありましたか?
    「狭間の世代だから難しさは確かにあった。これからも召集の機会は限られてくる。
    リーグも始まったし、チームで全国を挙げて、育てて欲しい。そしてたまにこういう大会で刺激を与えてね」

    Q.そういった中、この3試合を終えての収穫は?
    「そうですね。全体を通して、収穫は多かったです。いい選手がいました。
    個人名は挙げないんで皆さんでお考えください(笑)」

    で、こっからは僕の推察。試合前から声でチームを鼓舞し続けていたのが唯一の早生まれであるニッキ。
    ハーフタイムを終え、ピッチへ向う途中、最年少の田口が「ニッキさん、俺の指示聴こえてますか?」と声をかけた。これに対して、ニッキは「おぅ大丈夫!聞こえんでもわぁわぁわぁ言うといたらいいねん」って返した。
    思わず笑みが零れた田口。ロッカールームでの姿は見れてないけど、彼が中心となって修正した姿が目に浮かんだ。
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    コメント
    豊田国際
    豊田国際見に行けなかったんですが、3試合目で大きく変わったようですね?文を見るとFW2トップが面白そうですね。
    池内監督のいい選手は誰だったんですかね?うーん見に行けばよかった。
    Re: 豊田国際
    1,2試合目は見れてないんで詳しく分からないんですが、報道などで出てた激怒っていうのは記者の取り方であって実際はそんな激怒ってほどじゃなかったそうですよ。1試合ごとの評価ではなく、大会を通じて、勝ち負けの中で、狭間の世代が少ない国際経験をつんで、きっちり自ら道筋たてて成長したってのが何よりの収穫かなと。
    2topだけでなく縦のライン良かったですよ。個人的には三島のインパクトでかかったです。この年代は彼のチームになるんじゃないかとみてます。

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